第10話 初めてのセックス

茜の荒井手家での日常は、午前中は義母の景子に家のことを教え込まれる。家の若主人、幸雄にふさわしい妻になるために。作法や、着付けなども教え込まれる。午後は女中の栄子によって、膣穴の拡張訓練が行われる。夕方は義母の景子と一緒に夕飯の支度をする。荒井手家の伝統の味を覚えるのだ。

幸雄は仕事で帰りが遅い。夕食は済ませてくるので、家の夕食は食べない。飲んで帰ってくることはない。玄関で、インターフォンを鳴らし、茜を呼ぶと、茜は急いで玄関に駆けつけて、三つ指をついて出迎えるのだ。

それから先はずっと茜は幸雄と一緒だ。お風呂もベッドも。

茜は中学3年まで男として暮らしてきた。だから、男と一緒にいることに違和感はない。でも、今は同性の男同士ではなく、女として男と一緒にいるのだ。

「茜。拡張は進んでいるか?試させてもらうぞ」

「ええ、少しづつ」

 

栄子には、午後、ローションをたっぷり塗ったディルドを押し込まれた。栄子はディルドが入りやすいように、クリトリスをたっぷりといじってくれる。クリトリスは固く勃起し、包皮から肉芽が顔をだす。

「茜ちゃんは膣穴の入り口が小さめね。小さなちんぽを裏返してつくったからかしらね」

茜は耳が真っ赤になった。

「冗談よ。冗談。耳が真っ赤になっちゃって可愛い」

そう言って、クリトリスをこりこりといじる。膣穴から蜜が流れてくる。そこをディルドでかき混ぜるように押し込んでいく。クリトリスをいじられると気持ちよくて、ああっ、いいっ、とつい声を上げてしまう。

「茜ちゃんは、本物の女の子みたいに声をあげるのね。自分でもしているの?」

「ええ。ときどき」

「クリトリス?中?」

「両方です」

「その可愛らしい指でかき混ぜていたのね。でも、それじゃ旦那様のは入らないわよ」

そう言って、ディルドをぐりぐりと押し込む。痛みはない。ゆっくりと時間をかけて、20センチのディルドを飲み込んだ。

「ちゃんと入ったわね。奥のほうをついてあげる。気持ちいいのよ。奥の方って自分じゃできないでしょう?」

「奥の方って。これでもやっと入ったのに、ずんずんされたらおまんこが壊れちゃいます」

「大丈夫よ。気持ちいんだから」

栄子はディルドを出し入れし始めた。ディルドのひだひだの部分が肉襞に擦れる。そこから快楽の波が発生する。

「なんか、出し入れされると気持ちがいい」

さらに栄子がディルドを少し速めに出し入れする。

「ああっつ。気持ちいい」

「少し抵抗があるわね。肉襞でディルドを締め付けているみたい。なかなかいい女性器ね」

茜は肉襞がディルドに擦れていることがわかる。ディルドを締め付けていることもなんとなくわかった。

「いいおまんこの条件は、ぎゅっと締まりがいいこと。茜ちゃんのおまんこも締まりがいいわ。旦那様も大満足するはずよ」

栄子はディルドを奥までいれてずんずん突いた。肉襞を擦って、子宮口のあたりにずんとあたる感じがする。そこからも快楽の波が発生する。肉襞と子宮口のあたりから発生する快楽の波が干渉しあって大きな波になる。茜は頭がまっしろになった。

「きもちいい。いっちゃう。いっちゃう」

ああっつ、いいっつ、と茜が声をあげる。

「いっちゃいなさい。これなら、あと何度かやれば、ご主人のを飲み込めるようになるわ。新婚旅行には間に合うわよ」

茜は栄子に何度も突かれて、体を痙攣させて行ってしまった。茜の体を快楽の電流が貫いた。

まだ、おまんこの辺りが熱い。じんじんする。なんかむず痒いようで我慢できなかった。

「もう、一回してください。まだ、うずうずしてます」

「淫乱な子ね。ふ、ふ、ふ。女の体は何回でもいけるのよ。快楽は出口を求めて体を走り回るけど、男みたいに射精って出口がないから、女は体力がつきるまでいけるのよ。もっと、してあげるわね。そうしたら、膣の筋肉もほぐれてきて、本物のちんぽも入りやすくなるわよ」

そう言って、栄子はぬるぬるのディルドを、茜の小さな膣の奥まで何度も出し入れして、茜をぐったりするまで行かせ続けた。

その後で、一緒にお風呂に入った。茜にはこれから、義母、景子との買い物や夕食の支度がある。

荒井手のお屋敷のお風呂は高島のお屋敷のお風呂と同じくらいの広さだった。栄子とは女同士、体を洗いっこした。

「茜ちゃんはすっかり女の子なのね。男の子だった形跡なんてまったくない。女の子の生活はどう?」

「すっかり慣れました。男の子だった時があったなんて不思議って思うくらい」

「よかったわ。これからは旦那様に愛されて暮らすのよ。女の幸せは男とは違う。女の幸せは男に愛されること。旦那様に可愛がってもらえるような女になりなさい」

 

その晩、遅く帰ってきた幸雄はベッドの上に茜を押し倒した。ホテルでは茜とセックスすることはできなかったが、それでも茜と一緒にいると楽しかった。家ではその茜が幸雄の帰りを待っているのだ。家に帰り、茜を見つけた幸雄はさっそく部屋のベッドの上に押し倒したのだった。

「茜。拡張は進んでいるか?試させてもらうぞ」

「ええ、少しづつ」

幸雄にベッドに両手を押し付けられた茜は、顔を赤らめて答えた。

「さっそく、試してみよう。今日、うまく行かなければ明日やればいい」

幸雄は茜が着ていたものを脱がせた。ブラとショーツは、茜が自ら脱いだ。

茜はベッドに仰向けになり、M字に股を開いた。幸雄は全裸になって、覆いかぶさると、茜の小さなクリトリスをいじり始めた。クリトリスは固く勃起し、膣からは蜜が溢れ始める。

「今日は、ローションを用意した。これならいくらかはましだろう」

幸雄はいつも持ち歩いているカバンから紙の袋を取り出した。そこから出てきたのはローションとゴムだった。自分の怒張したちんぽにゴムを装着すると、ローションを満遍なくぬりたくった。茜のちいさなおまんこにもローションを塗った。

もう一度、クリトリスをいじる。ぬるぬるのおまんこに幸雄はちんぽをゆっくりと押し込んだ。

「痛くないかい?」

「だ、大丈夫みたい」

さっきのディルドみたいに、肉襞を分け入って、本物のちんぽが入ってくる。この前のホテルでのような痛さは全くなかった。

「なんか、すんなり入ったようだな」

そう言って、茜を抱きしめて抱え上げると、腰を振ってちんぽを出し入れし始めた。本物のちんぽはディルドより気持ちがよかった。ああっ、いいっ、と茜が声をあげる。

「し、締まっている。すごく、きもちいいぞ。後少しで行きそうだ」

茜は幸雄にしがみついた。

「私もすごく気持ちいい。私もいっちゃいそう」

「じゃあ、一緒にいこう」

さらに、幸雄は激しく腰を振った。茜の肉襞にこすられ締め付けられて幸雄は限界だった。幸雄は精を放った。茜も幸雄に肉襞をこすられ、子宮口を突かれ限界だった。幸雄が精を放つと同時に行ってしまった。しばらく、茜は幸雄にしがみついていた。茜の白い肌は汗をかき、赤く紅潮していた。幸雄は茜を抱きしめた。茜を本当にかわいいと思った。

「大丈夫だったな。明日はゴムなしでするからな。今日みたいに栄子と練習しておけよ」

はい、と茜は答えらた。茜は男とのセックスを初めて気持ちいいと思った。男に抱かれる女の気持ちがわかった気がした。茜は本物の女に一歩近づいた。

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