ミカは客に買ってもらったブラウスとスカートを着て、姿見の前に立った。
「すごく似合っているわ。可愛いわ。ミカ」
すみれが褒めてくれる。ミカはスカートをふわりとさせて、くるりと回ってみた。姿見の中の可愛らしい少女がまわる。
「鎖のせいで、水着は試着できないわ」
「体に当ててみて」
ミカは買ってもらったオレンジの花柄の水着を体に当ててみた。女の水着はゴムで小さく縮んでいる。
「似合っているわよ。いい感じ」
「おちんちんが目立たないかしら」
「インナーショーツを履けば問題ないわよ。お風呂じゃないんだし全裸をみられることはないわ」
季節は9月になっていた。
この前の客から、また指名が入った。買ってもらったブラウスとスカートを着て、一緒にプールに行くのだ。
また、この前と同じように、客はミカのマンションにやってきた。ミカは直腸洗浄をすませ、買ってもらったブラウスとスカートを身につけて玄関で客を迎えた。男はミカの足枷を外すと、地下の駐車場へとミカを連れていった。
「すごく似合っているよ。ミカ。今日は水着姿が楽しみだ」
「なんか、すごくドキドキします。これから女子更衣室に入ると思うと」
「なにも心配はいらないよ。ミカはどこからどうみても女の子だ」
男はそう言って、ミカに微笑んだ。
プールは郊外にある。ジョイプレイスという屋内型のプールとレストラン、お土産物屋が一緒になった複合施設だ。流れるプールや波のプールなど様々なプールがある。
男はジョイプレイスの駐車場に車を止めた。外はまだ、夏の余韻を残し、暑い。男とミカはチケット売り場の列に並んだ。結構な客が来ている。男とミカの番がきた。男はお金を払うと、キーを二人分受け取った。一つをミカに渡してきた。
「ここはこれで帰りに精算する。ちゃんと身につけておけよ」
ミカはキーのゴムの部分を腕に巻きつけた。入り口まで来ると、男子更衣室と女子更衣室に別れる。
「更衣室を出たところでまっているからな」
そう言って、男は男子更衣室に入っていく。ミカは覚悟を決めて、用意して来たバスタオルや水着などの入ったバッグをもって女子更衣室に入る。今まで女子更衣室に入ったことなどないからずごくドキドキする。男だとバレたらどうしようと思うと気が気ではない。だが、誰もミカのことなど気に留めていないようだった。女たちは堂々とブラを外して乳房をさらしている。ミカは自分のロッカーを開けると、持ってきた荷物を入れた。着ている洋服を脱ぐ。ブラとショーツだけになり、ブラだけを外すと、体にタオルを巻き付ける。ショーツを脱ぎ、水泳用のインナーショーツを履く。周りは女の裸ばかりだが、ミカの小さなちんぽはもう勃起しない。おとなしいままだ。買ってもらったオレンジ色の花柄のワンピース水着に両足を通す。小さく丸まっていた水着が体にぴったりと張り付く。小さなちんぽはインナーショーツの中にすっぽり収まり、外から見ただけではそこには何もないようにしか見えない。バスタオルを外して、ワンピース水着の肩紐に両腕を通す。水着はぴったりと女らしいミカの体に張り付いた。長い髪をゴムで止め、可愛らしいキャップをかぶる。出来上がりだ。周りでは女たちが思い思いに着替えている。昔のミカだったらどきどきしてちんぽを大きくしていたことだろう。しかし、今のミカは同じ女だった。女子更衣室にある鏡に自分が映っている。可愛らしい女の子にしか見えない。ロッカーの鍵を閉めると、バスタオルを持って女子更衣室の外にでた。男が待っていた。
「思った通りかわいいな」
男はにやにやしている。男はミカの手を取った。
「ちょっと緊張した。ちゃんと女の子に見えるかなって」
「ミカはどこからみてもかわいい女の子だよ」
ジョイプレイスの中は人工のヤシの木で小道がつくられ、ところどころに看板があって、それぞれの小道がそれぞれのプールへ続いている。ミカは男と流れるプールに行って、手を繋いで一緒に流された。ミカはあちこちのプールで男と遊んだ。どこのプールでもそばを通る男たちがちらちらとミカを見ていく。男と一緒にレストランでアイスクリームを食べている時も、男たちがちらちらと見ていく。
「きになるのかい?」
「う、うん」
「ミカが可愛いからだよ。かわいい女の子はこういう視線に晒されるんだ。これからはずっと女なんだから慣れないとね」
男が微笑んでいる。かわいい女を連れているという優越感も見てとれる。
ミカはなるべく、女の子らしく、アイスクリームをおちょぼ口で食べた。冷たいものを食べたので、ミカはトイレに行きたくなった。女子のワンピース水着を着て、トイレに行くのは初めての経験だった。やはり、女子トイレは並んでいる。順番がくると、ミカは個室に入り、両腕をワンピース水着から抜くと、ワンピース水着を下にずらす。股間に隙間ができるので、ショーツを下ろす。こういう時に、ちんぽのホースは便利だ。ショーツの隙間からちんぽを出して、小便をした。ちんぽがなくなってしまったら、全部、脱がないといけないだろう。ミカはすみれの小便もみている。ミカが女になった時のためにと見せてくれるのだ。クリトリスと膣の間に小さな穴があり、そこからどっと小便がでる。ホースがないから、筋肉だけでコントロールしなければならない。生まれてからずっと女をやっているすみれには簡単なことだった。きれいに便器に入る。
「ミカもいずれはこうして、ホースなしでおしっこすることになるのよ」
そういって、にこにこしながら小便を見せてくれるのだ。
ミカはちんぽのホースで小便が終わると、ティッシュでちんぽについた小便をきれいにふき取ると、インナーショーツの中にちんぽを収めた。水着を引き上げ、股間部分にきっちり密着させると、両腕を通す。水着をきちんと直して出来上がりだ。洗面台のところには女がいる。ミカはその後ろに並んだ。女の手洗いが終わると、ミカは手を洗う。目の前の鏡にはかわいい女が映っている。ミカ自身だ。ミカは女子更衣室でも、女子トイレでも全く違和感なく溶け込める女の子になっていた。
ミカは男とレストランで焼きそばを食べ、3時近くまで遊んだ。こうして男と遊ぶのはすごく楽しかった。何度も、男に微笑んだ。男も嬉しそうだった。
「そろそろ行こうか?ミカ。今日は久しぶりに、すごく楽しかった。ミカと一緒で俺は幸せだ」
そう言って、ミカの手を引いた。ミカはなんだか名残惜しかった。
ミカは女子更衣室に戻ると、着替える時と逆の順番で着替えた。ワンピース水着から両腕をぬいて、乳房を出すと、体にバスタオルを巻きつける。水着とインナーショーツを脱ぎ、ショーツを履き、スカートをはく。バスタオルを外すと、上半身を綺麗に拭いて、ブラ紐に両腕を通し、後ろ手にホックを止める。ブラのつけ外しについては、すみれからみっちり特訓をうけている。後ろ手でブラホックを外したり、つけたりするのはきっちりできるようになっている。ブラの上からキャミを着て、ブラウスを着る。女子更衣室においてあるドライヤーで丁寧に髪を乾かす。髪の長いミカには時間がかかる。ミカはある程度でいいことにした。他の女たちがミカが使い終わるのを待っているのだ。ロッカーから自分の荷物をもって外にでた。男が待っている。
「速かったな。もっと時間がかかるかと思ったぞ。髪をまだちゃんと乾かしていないな」
「途中でやめちゃったの。ホテルで乾かそうと思って」
「わかった。ホテルで乾かそう。ミカの女の香りがたまらないな」
そう言って、男は微笑んだ。ミカは男の車に乗り込んでホテルへ向かった。
ホテルに着くと、さっそくミカは長い髪をドライヤーで乾かした。いい匂いが部屋中に漂う。ミカが髪を乾かし終わってベッドに戻ると、男が抱きついてきた。
「ミカはいい匂いがするな」
「さっそく、脱ぐね」
ミカは着ていたブラウスとスカートを脱ぎ、ブラとショーツを脱いで全裸になった。
「焼きそばたべちゃったから、お尻、少し汚れているかも」
「大丈夫だ。汚れたら洗えばいい。俺は今、ミカを抱けることが幸せだ」
ミカは、ベッドの上に四つん這いになった。男はちんぽにゴムをかぶせ、ローションを塗ると、ミカのアナルに勃起した巨大なちんぽを押し込んだ。ミカのアナルはつきたてのお餅のように柔らかい。男の巨大なちんぽをゆっくりと飲み込んでいく。男は何度も腰を振った。
「ミカのアナルはよく締まるな」
何度か腰を振ると、行く、行くぞっと叫んでミカの直腸に精を放った。抜き出したちんぽは汚れてはいなかった。
「今度はミカを行かせてやる」
「お願いします」
ミカは男に前立腺をいじられ、ちんぽをしごかれるのが好きだった。もう、そういうことでしか行けないのだ。すみれにも何度もしてもらっている。でも、男とは握力が違う。男の握力で握りつぶされそうなくらい握られるのが気持ちいいのだ。男はアナルの前立腺をいじり回し、ちんぽをぎゅっと強く握ってしごき始めた。
「ああっつ。きもちいい」
ミカが声をあげる。男はさらに前立腺をいじり、小さなちんぽをしごいた。
「ああっつ。いっちゃう、いっちゃう」
ミカが声をあげる。ミカが体をがくがくとふるわせた。小さなちんぽが透明な液体を吐いて、ミカは行ってしまった。
その後も、男はミカを抱いた。今度はミカを上にした。ミカがアナルを上下させる。ミカがアナルをきゅっと締めると男は、行くぞ、と言って行ってしまった。
その晩、ミカがマンションに戻ったのは9時ごろだった。男はミカを足枷につなぐと、ぎゅっと抱きしめてから、帰って行った。
「楽しかった?」
「うん。とっても楽しかった」
ミカはすみれに微笑んだ。