第7話 初めてのオナニーと初めての生理

ゆいなは来年から、高校2年生。同級生だったゆうみは大学3年生になる。

ゆいなはゆうなと同じ部屋で暮らし始めた。ゆいなが困ったことが、部屋でオナニーができないことだった。ゆいなは女の体になって、やっと男と同じ勃起するという感覚を取り戻したのだ。ニューハーフだった時は、おちんちんはぐんなりしていて、アナルの前立腺をいじりまわさなければならなかった。結構、面倒な作業だ。それが、すっかり女になって、ちんぽからつくられたクリトリスを男みたいに勃起させて行けるようになったのだ。すみれとは違って、ゆうみにはそういう話はしづらかった。

ゆいなはある日、部屋で二人きりの時に、一人でお風呂に入るといってみた。ずっとゆうみと一緒だったのだ。

「どうしたの?急に一人でなんて。エッチなことがしたいの?」

「そういうわけじゃ。たまには一人もいいかなって」
ゆいなはもじもじして答えた。

「わかっているわ。ゆいなはオナニーがしたいのね。一緒に暮らしてきて、ゆいなはオナニーしていないものね。私もむずむずしていたの。私もオナニーがしたかったの。今までは一人でいつでもできたけど、ゆいなが来たから。でも、我慢はよくないわね。ちょっと恥ずかしいけど、思い切って言ってみたわ。一緒にお風呂でオナニーしましょう」

ゆいなは、う、うん、と頷いた。ゆうみの前でのオナニーは考えただけでも恥ずかしかった。同級生の前で堂々とオナニーをするのだ。でも、すみれの前では全てさらけ出していたのだ。ゆうみともそういう関係になれればいいなと思った。

その夜、二人は一緒にお風呂に入った。ゆいなはドキドキしていた。もう、クリトリスが勃起している。おかずは目の前のゆうみだった。男としてゆうみとセックスしている想像をおかずにするのだ。体を丁寧に洗い、湯船に浸かった。

「ゆいなは何を想像してオナニーするの?私?」

ううん、とゆいなは首を振った。

「どうせ、私でしょう。隠さなくてもいいわ。私は豊とのセックスを想像して、オナニーをするわ。だって、豊がいるんだもの」

そう言って、ゆうみはにっこりと笑った。

「本当は、そう。なんか、こういうのすごく恥ずかしい。でも、もう、大きくなってきちゃっているの。今の私は、ゆいなじゃなくて豊。男の目でゆうみを見ている。ごめんなさいね。こういういやらしい目でみて」

「ゆいながいやらしい目で見ても構わないわ。私もいやらしい目でみるもの。お互いに始めましょう」

ゆうみが微笑む。ゆうみは湯船の中で、股間に指を持っていった。ゆいなは湯船の縁に腰掛けて、勃起したクリトリスをいじり始めた。クリトリスが痛いほど固くなる。さらにこりこりすると、膣穴から蜜が溢れでる。ゆいなは目の前のゆうみを抱いている想像をした。クリトリスは巨大なちんぽになり、ゆうみのおちょぼ口のような膣穴を激しく貫くのだ。ゆいなは、膣穴の浅瀬を人差し指と中指でかき混ぜた。これがゆいなには一番気持ちがいいのだ。なんどかかき混ぜると、膣内の無数の肉襞から快楽の波が発生する。それそれが干渉しあい、巨大な波になり、ゆいなの意識を飲み込む。体を強力な電流が駆け抜け、ああっつ、いいっつ、と声をあげて、ゆいなは行ってしまった。

それを見ていたゆうみも膣穴をかき混ぜ、乳首をこりこりと押しつぶして、同じように声を上げて行ってしまった。

ゆいなは、ゆうみと同性の女に戻っていた。自分が男で、ゆうみを犯すという想像は、オナニーを終えて、急速に萎んでいった。

「ひさしぶりで気持ちよかった。言ってくれてありがとう。すごく欲求不満になっちゃうところだった」

「私もよ。性欲が溜まっていたの。ゆいなのお姉さんとして、私から言ってあげないといけないなって思っていたの。ゆいなのお世話をしないといけないんだもの」

それからは、ゆいなは部屋でもオナニーをするようになった。ゆうみも隠さずにするようになった。これで、オナニーを我慢しなくてよくなった。

ゆいなの初めての生理は、西本家に来てから1週間後ぐらいにやってきた。初めは、すみれに言われた通り、腹痛から始まった。すみれから聞いていたので、すぐに生理になったと直感した。ゆうみに相談すると、
やはり、生理だという。

「ゆいなは、やっと女の子になるのね。お母さんに言って、お赤飯を炊かないといけないわね。まずは、処理の仕方を教えてあげるわ。私のナプキンをあげる。好きなだけ使っていいわよ。眠る時は夜用を使ってね。まずは、ショーツを脱いで。今から、準備していれば、いつ生理がきても大丈夫」

ゆいながショーツを脱ぐと、そのクロッチ部分に、ゆうみが生理用ナプキンを貼り付けた。ショーツを持ち上げると、オムツを履いているみたいにごわごわする。

「おトイレに行くたびに取り替えてね。不衛生にするとよくないから。お風呂は普通に入って大丈夫よ。お母さんが強いから、女性は生理でも、普通にはいっていいのよ。それから生理が終わったら、おりものがあるから、生理用ナプキンはおりものシートに付け替えてね。それも私のをあげる」

翌日に、ゆいなは初めての生理を迎えた。お腹が痛く、気持ち悪くなった。母のかなが赤飯を炊いて祝ってくれた。二日目は生理痛がひどく、最悪だった。ゆいなは、生理を迎えて、本格的に女の人生をスタートさせた。これで、お嫁にいけるのだ。赤ちゃんが産めるのだ。でも、また、ゆいなは男を愛するということがどういうことなのかよくわかっていなかった。

生理二日目に、母のかなと一緒にお風呂に入った。母のかなは、生理痛のひどいゆいなの体を優しく洗った。

「ゆいなは、これでお嫁にいけるわね。赤ちゃんも産めるわね。すっかり女の子ね」

「まだ、実感がわかないの。男の人を好きになれるかわからない。まだ、女性として恋をしたことがないの」

「大丈夫。女の子は女の子からいろいろ学ぶのよ。高校生になって、同性のお友達ができたら、恋の話を聞くことになるわ。そうして、自分でも経験することになるの。ゆいなはまだ、16歳の高校2年生。女としてまだまだ、勉強できるわ」

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