黒崎豊が誘拐されたのは高校2年生の夏だった。
夏休みで友人宅に遊びにいった帰りの4時頃、もう少しで自宅というところで、道の角に止まっていた白いバンから3人の男が降りてきて、豊を取り囲んだ。
豊は身長160センチ、体重45キロの痩せた青年だった。
1人が豊に猿轡を噛ませると、2人が豊を抱えてバンに運び込んだ。
バンの中に待機していた男が、運び込まれた豊に何かの注射をした。豊はそこで意識を失った。
豊は目を覚ますと、大きなベッドの上にいた。天井にLEDの照明が見える。豊は全裸だった。左足に枷が付けられていて、その枷から鈍い銀の色を放つ鎖がどこかへ伸びている。部屋の壁紙や置かれている品々から女性の部屋らしかった。
壁には時計がかかっていた。5時近かった。いつの5時なのだろうか?午前なのだろうか、午後なのだろうか?
6時になって、美しい女性が部屋に入ってきた。
「気がついた?丸1日眠っていたのよ」
そう言って、女性が微笑んだ。
「今日は7日ですか?」
「今日は8日よ。豊君、君は当分、ここからでることはできないわ。しばらくは私と暮らすことになるの」
そういうと、その女性は全裸の豊のそばに腰を下ろした。
「私は、渡辺すみれっていうの。豊君は、これから女として暮らすことになるんだから、女の子の名前で呼んだ方がいいわよね。これからはミカって呼ぶことにするわ」
そういうと、全裸の豊のペニスを触ってきた。ペニスが固く勃起する。
「固く勃起するのね。玉は昨日、手術でとっちゃったわ。それに、昨日から女性ホルモンを打っているわ。そのうち、立たなくなっちゃうわ。だから、できるうちに、セックスしてあげるわ。そのうち、お尻でセックスする練習を始めないといけなくなるし」
そういうと、すみれは立ち上がり、着ていた白いブラウスと紺のタイトスカートを脱いで、ラベンダー色のブラとショーツ、ストッキングだけの姿になった。
「ミカは童貞?」
「ええ、まだ、女性経験は」
「じゃあ、今日が初体験ね」
すみれはブラとショーツをとり、全裸になった。クローゼットのどこかからゴムとローションをもってくると、ミカのペニスにゴムを被せ、ローッションを塗った。ミカのペニスは固くぎんぎんに勃起している。そこへ屈むようにすみれが腰を下ろしていく。ペニスの先っちょを女性器に当てがい、なんどか陰裂をなでると、少しずつ、膣の中に沈めていく。
「どう?女の中は?気持ちいい?」
「なんか、すごく気持ちいいです。すごく締め付けられてる」
ミカは囚われていることなど忘れ、セックスに没頭した。すみれは膣にミカのペニスをくわえ込むと膣を引き締め、腰を上下させて、ピストン運動を開始した。
「気持ちいいわ。すごく固くなってる。若いっていいわね。中折れしないし、ちゃんと肉襞を擦っている。すごくいいわ」
何度かピストン運動を繰り返すと、下になっているミカが我慢できなくなった。
「だ、だめ、でちゃう。いっちゃう」
「私の中で行って。大丈夫」
さらにすみれが上下に動くと耐えきれずに、ミカはすみれの中に射精した。それでも、まだ、ミカのペニスは固かった。すみれがさらに上下する。
「私もいっちゃう、もう、いっちゃう」
可愛らしい声でそういうと、ああっつ、いいっつ、と声を出して、体を痙攣させて、ミカの上で行ってしまった。
すみれが、ミカの体から離れると、ミカのペニスに被せたゴムには透明な液体が溜まっていた。いつもオナニー するときの白濁液ではなかった。すみれがゴムを外す。
「もう、精子はでないのね。こんな透明な液がでるのね。タオルで綺麗にしてあげる」
そういうと、部屋の外へ出て行き、暖かいタオルをもって戻ってきた。ミカのペニスはもうしなりかけている。すみれはペニスを丁寧に拭いた。
「またしようね」
そういって、ミカに笑いかけた。
「そろそろご飯よ。服は今用意するわ。これからは毎日、このベッドで私と眠るのよ。したくなったら言ってね。いつでもしてあげる」
すみれは、部屋のクローゼットから、ブラとショーツ、ワンピースをもってきた。
「これから、ミカが着るものは全て女物。だって、女になるんだもの」
女になる、そう聞くと、囚われの身であり、玉をとられてしまったことを思い出して、悲しくなり、涙をこぼした。
「悲しいのは最初のうちだけ。女の子になるのは楽しいわよ」
すみれはミカをベッドの脇に立たせると、片側を紐で結ぶショーツを履かせた。両腕にブラ紐をとおして、後ろでホックを止めた。頭からワンピースを被せた。
「さあ、行きましょう。鎖はこの部屋の中央に取り付けられているの。どんなことがあっても外せないわよ」
夕食はすみれのお手製のハンバーグだった。とても、美味しかった。お腹が減っていたミカはあっという間に平らげた。食事が終わると、ミカはすみれと一緒に台所で後片付けをした。
「これからはお風呂もベッドも一緒よ。だんだん、女の子の生活に慣れないとね」
その晩、ミカはすみれと一緒にお風呂に入った。すみれはミカを男としては全く意識していないようだった。ミカはすみれの体から立ち上る女の匂いにくらくらした。こんなに近くに女性の裸を見るのは初めてだった。それも絶対に拒否されることなく、触ることができるのだ。すみれはミカの体を丁寧に洗ってくれる。ミカもまた、すみれの体を洗った。また、ペニスが固く勃起する。ペニスがすみれの肩に触れる。
「また大きくなったのね。元気ね」
そういうと、すみれは向きを変えて、フェラを始めた。たまらず、ミカはすぐに射精した。
「すぐに行っちゃったわね。でも、まだ若いんだからすぐに大きくなるわ。そうしたらまたしてあげる」
そういうと、すみれは口をゆすいだ。ミカはすみれの体を洗う続きを始めた。洗い終わると、一緒に湯船に浸かった。
「ぼ、ぼくは女にされちゃうんですか?」
「まずはニューハーフよ。お尻の穴で男の人を行かせるの。そのうち、ペニスが立たなくなって、お尻の穴じゃないと気持ちよくなれなくなるわ。誰かが気に入れば、女として飼ってもらえるわよ。その時は私と同じ体に改造されちゃうけど」
そういうと、すみれはいとおしそうにミカに抱きついた。お風呂をでると、お互いの体をバスタオルで丁寧に拭いた。すみれが長い髪をドライヤーで乾かす。シャンプーのいい匂いがミカの鼻をくすぐる。
その夜、ミカはすみれと抱き合うようにねむった。ベッドの中はすみれの女の匂いがむんむんする。ミカはなかなか寝付けなかった。
翌日から、ミカの化粧の訓練がはじまった。すみれはミカを三面鏡の前に座らせる。ミカはまだうっすらとしか男のヒゲが生えていない。ほとんど産毛だ。すみれはそれを女のカミソリできれいに剃ると、丹念に化粧水をパフで叩いていく。その後で、ファンデーションを塗り、チークを塗っていく、ミカは次第に女の顔になっていく。アイライナーを引き、つけまつげをつけると、本物の女らしい顔になる。
「よく似合っているわ。本当に女の子みたい。これからは、ずっとこうやってお化粧をするようになるのよ。自分でできるように覚えていってね」
ミカの化粧を落とすと、また、ミカ自身に化粧の練習をさせた。時間はまだたっぷりある。
アナルの訓練も始まった。ミカを全裸にすると、お風呂場の床に四つん這いに
させた。
「まずは、浣腸して直腸をきれいにするわ。その後は、アナルを拡張するわ。ちゃんとできたらご褒美をあげる」
ご褒美とはすみれの体だった。好きにいじり、セックスしていいのだ。すみれは四つん這いのミカのアナルにカテーテルでグリセリン浣腸液を入れて、我慢させ、2度ほど排泄させた。アナル用の細いディルドにゴムを被せ、ローションをたっぷり塗り、すみれはミカのアナルにゆっくり挿入し、かき回した。
ミカはアナルをいじられるのは初めての経験だった。初めてのディルドを入れられて体がびくっとした。それでも細いディルドは容易に入った。すみれは次第にディルドを太くしていく。それと同時にしなだれているミカのペニスをもって
しごき始めた。
「アナルで行くようになるのよ。気持ちいいところがあるはず。見つけてあげるわね」
3度目の挿入で、すみれは前立腺を探り当てた。ディルドでそこを刺激するとそこから快楽の波が発生する。
「ああっつ、気持ちいい」
そういって、ミカはペニスを怒張させた。
「ここがミカの前立腺ね。もう一つ大きいのが入ったら、ご褒美にいかせてあげるわ。ミカのアナルはお餅のようにやわらかいわね」
そう言って、すみれはアナルにもう一回り大きなディルドを差し込んだ。今のミカにはここが限界だった。
「くるしいよ。これ以上は入らないよ。お尻が壊れちゃうよ」
「大丈夫、加減しているから」
すみれはゆっくり奥まで沈めると、ゆっくりと抜き、さっき見つけた前立腺ポイントを刺激した。左手でミカのペニスをしごく。
「ああっつ。きもちいい。いっちゃいそう。もうだめ」
「ここ、気持ちいいでしょう?ニューハーフになったら、ここをいっぱいいじってもらいなさい」
そういうと、すみれはゆっくり前立腺ポイントを刺激し、ペニスをしごいた。
激しい快楽の電流がミカの体を貫いた。ああっつ、だめっつ、と声をあげて、ミカは行ってしまった。ミカのペニスがどろっとした透明な液体を吐いた。
「最初にしては上出来。これからは毎日練習よ」
そういうと、すみれは汗でてかてかに濡れているミカの体をシャワーで流した。
その日の午後はご褒美に、ミカはすみれを抱いた。この時、ミカはすみれの女性器をはっきりと見せてもらった。小陰唇を左右に開くと、頭にあるクリトリスからなだらかなピンクの丘が膣の暗がりまでつづいている。クリトリスのちょっと下に小さな穴が開いている。おしっこ穴だ。
「よくみておきなさい。ミカもいずれは私と同じ体になるんだから」
そういうと、すみれはミカを抱きしめた。すみれは女特有のいい匂いがする。ミカはペニスを固く勃起させた。すみれはペニスにゴムをかぶせると、ゆっくりと体の中に導いた。