第4話 花子の入浴

玲奈は、ペットの雌犬として飼われることになった。夕方までは美香の部屋で過ごす。美香は美しく化粧をすると、どこかへ出かけてしまった。鎖はベッドの足に繋がれている。

玲奈はおしっこがしたくなると、砂場で、グーにされた手でショーツを下ろして、体育座りでおしっこをする。砂場の足拭きマットで前足、後ろ足を綺麗にする。

玲奈は誰もいないのをいいことに、お尻の尻尾を前に持ってきてみた。自分のアナルに生えているのはふさふさの尻尾だった。グーの手で押したりしてみるとアナルが刺激される。前足をショーツに持っていきそうになってやめた。ここでしてしまったら、カーペットがびしょびしょに濡れてしまうのだ。

夕方になっても、美香は帰ってこない。部屋の外が真っ暗になると、美香の母が入ってきた。

「美香は帰りが遅いの。ドッグフードと、お水とミルクを持ってきたわ。ここで食べちゃいなさい」

そう言って、ビニールシートを広げると、花子と書いたドッグドードのお皿と、お水の皿、ミルクの皿を用意して、ドッグフードのお皿に山盛りにドッグフードを入れた。お水とミルクを用意しながらいう。

「人間犬は、ずっとドッグフードだけだから、1回の摂取量はこれぐらいがいいのよ。私のみている前で食べてね」

美香の母は腰を下ろして、視線を下げ、玲奈の顔を見ている。玲奈はじろじろと見られながら、こりこりと、味のないドッグフードを食べた。これから先、玲奈の食べるものはこれしかないのだ。水を飲み、ミルクを飲んで、なんとかドッグフードを平らげた。

「いい子ね。美香が帰ってくるのを待っていなさい」

玲奈の食器類を片付けて出て行ってしまった。

しばらくして、美香が帰ってきた。香水の匂いをぷんぷんさせている。

「花子、いい子にしていたわね。お母様が餌をあげたっておっしゃっていたわ。私も食べてきたところ。お風呂に入れて洗ってあげるわね」

美香は化粧を落とし、室内着に着替えた。ベッドの鎖を外し、玲奈を引いて廊下にでる。美香は玲奈をお風呂場に引いて行った。脱衣場で、玲奈を裸にし、口枷を外した。鎖も外した。美香自身も全裸になる。

風呂場に入ると、四つん這いのまま、玲奈の体と長い髪を洗い始めた。女性器も前足も後ろ足もきれいに洗う。

「花子はもう、ひとりじゃお風呂にも入れないものね。体も洗えないものね。室内飼いの時は私が入れてあげるわ。昔は親友だったんだもの」

美香は泡だらけの玲奈を温かいシャワーで綺麗に流した。玲奈を浴槽まで連れてくると、抱っこするみたいな形で湯船にいれた。ふさふさの尻尾もお湯の中だ。

「今日はお母様にいじられていたでしょう。尻尾とクリトリス。したくなっちゃったでしょう?お部屋でしたの?」

玲奈は首を横に振った。

「それなら、ここで思う存分、してあげるわ」

美香はだっこした玲奈のクリトリスをこりこりといじり始めた。玲奈のクリトリスから、快楽が発生する。わ、わん、と玲奈は鳴いた。

「クリが固くなってきているわよ。膣から蜜が垂れ始めているわ」

さらに美香は玲奈のクリトリスをこりこりとし、皮から顔を出した肉芽を、蜜をつけた中指でやわやわと押し回した。わ、ああん、ああ、わん、と玲奈が鳴いた。

「さあ、前足の出番よ。これで、中をぐりぐりするのよ」

かつては手だった右の前足を、膣穴のあたりでぐりぐりすると、ゆっくりと膣穴の中に沈んでいく。

「さあ、ぐりぐり」

美香が右手で、玲奈の前足をぐりぐりと膣穴に押し込み、かき混ぜた。わ、ああん、ああ、わ、わん。玲奈はもう、美香の助けなど不要だった。夢中で膣穴をかき回し続けた。美香の膝の上で、わ、ああん、あああ、わーん、と鳴いて、体をがくがくと震わせて行ってしまった。

「気持ちよさそうね。私にもしてね」

美香は玲奈を湯船の外に出し、自分は湯船のヘリにぱっくりと股を開いて腰掛けた。

「その時になったら、その前足でぐりぐりしてね」

そういうと、玲奈の目の前で、クリトリスをくりくりといじり始めオナニーを始めた。ああっ、いいっ、と声をあげる。

「花子、ちんちんのポーズよ」

玲奈がちんちんのポーズをとると、その前足を、自分の膣穴に導いた。ぬるぬるの膣穴は、玲奈のグーになった前足をぬるりと飲み込んだ。

「かき混ぜて、花子。激しく」

言われるままに、玲奈は前足をぐりぐりと動かした。

「いいっつ。すごくいいわ。花子。花子の前足は最高」

玲奈の前足で膣内をぐりぐりされて、美香は体をびくびくっとさせて、行ってしまった。

「お互いに、何度かしましょう。一度じゃ我慢できないわ」

玲奈の前足は、歩行の道具ではなく、性具になっていた。美香は自分が行った後、ちんちんの格好のまま、玲奈にオナニーをさせた。玲奈が前足で膣穴をグリグリすると、玲奈をそのまま、四つん這いの格好にさせた。顔が床につく格好だ。

「前の穴は前足で、後ろの穴は尻尾でっていうのはどう?花子は尻尾で行けるかどうか見てみたいの」

そう言って、美香は尻尾をぐりぐりさせた。直腸の気持ちがいい部分にびんびんと響く。わ、ああん、ああ、わ、わん。前は膣穴が、後ろはお尻の穴が気持ちよくなってしまう。美香がさらに尻尾をぐりぐりすると、わ、ああーん、と玲奈は鳴いて、体を震わせて、行ってしまった。

「お尻でも行けるのね。すごいわ。花子。今度は私のおまんこをグーでかき混ぜて」

浴室で美香と玲奈はお互いを何度も行かせあった。

浴室をでると、美香は玲奈の体をタオルで丁寧に拭いた。

「その長い髪は部屋で乾かしてあげるわね」

美香は自分の体を丹念に拭くと、室内着をきた。玲奈にブラやワンピースを着せると、口枷をし、鎖を繋いで、部屋へ引いていく。部屋では美香は玲奈の長くて美しい黒髪をドライヤーで乾かした。部屋がシャンプーのいい匂いでいっぱいになる。

その夜は、玲奈は口枷を外され、美香のベッドの脇のカーペットの上で横向きでふさふさの尻尾を抱えて眠った。