第3話 花子の食事

玲奈はどこかへ長い廊下を四つん這いで美香に引かれていく。右手に部屋が見える。

「お母様、花子を連れてきたわ」

美香はその部屋に入っていく。そこはリビングだった。美香の母はソファに座っている。ソファの前には低いガラスのテーブルがあり、そこに美味しそうなサンドイッチが乗っている。美香は玲奈をソファに座る母のところへ連れていった。

「手術が終わったのね。本当に可愛らしいわんちゃんになったわね」

「お母様に、ちんちんのポーズでご挨拶なさい。花子」

玲奈は、美香の母の前でちんちんのポーズをとった。美香の母は玲奈の永遠にグーに握られた前足を触った。

「ちゃんと人工肉球が埋め込まれているのね。ここは昔は指だったのね。ぷにぷにして可愛い」

そう言って、玲奈の前足の人工肉球をぷにぷにと押した。

「可愛らしい尻尾がワンピースから飛び出しているわね」

母は玲奈のふさふさの尻尾を触った。

「あまりいじると感じちゃうみたいよ」

「じゃあ、ちょっといじってみようかしら」

母が玲奈のふさふさ尻尾をぐりぐりと押し付けて弄った。アナルのとある場所がぐりぐりと押し付けられて、快楽の波が発生する。口枷をされた口から、ああっ、と人間の声が漏れてしまう。

「アナルで感じちゃうのね。でも、感じても、わん、よ。人の言葉を話してはだめ」

美香がいたずらっぽく笑った。

「人間犬の体はどうなっているのかしら」

母が興味深そうに聞く。

「普通の女の体とかわらないわよ。膣穴が犬との交尾専用に改造されて狭くなっているだけ」

「太郎の赤ちゃんが産めるんでしょう。お乳も犬用のがでるのかしら?」

「そういう手術だって聞いたわ。詳しくはお父様に聞いてみないと」

「全身を見てみたいわね」

そう言って、美香の母は玲奈の犬用ワンピースを脱がせた。玲奈は犬との交尾用に膣穴を改造されたと知って驚いた。犬の赤ちゃんを産む体に改造されてしまったのだ。玲奈の目から涙があふれ出た。

「花子が泣いているわ。どうしたのかしら?」

「嬉し泣きよ。あれほどあった借金がすっかりちゃらになったんですもの」

そう言って、美香は微笑んだ。美香の母はすっかり玲奈を全裸にした。

「女性器はすっかり脱毛してあるのね。クリトリスは変わらないわね」

そういうと、クリトリスをゆっくり刺激していった。ああっ、ああっ、と口枷から人間の声が漏れてしまう。膣穴から蜜が滴り始める。美香の母は膣穴をいじり始めた。

「やっぱり狭いわね。はやく太郎と番わせてあげたいわ。妻の花子が死んでしまって寂しそうだもの」

「花子は、私の親友だったから、月の半分は私の部屋で室内飼いよ」

美香の母は玲奈の膣穴の蜜を拭くと、ショーツやブラを着せ始めた。ここまでされて行かせてもらえないのは、生殺し状態だった。今晩はオナニーがしたくなってしまうだろう。でも、一体どこですればいいのだろう?玲奈は美香の部屋で飼われるのだ。

「さあ、サンドイッチを食べましょう。花子はドッグフードよ」

美香の母は、犬用のドッグフードの皿を持ってきて、カーペットの上に置いた。皿には花子と書いてある。そこに見慣れない袋のドッグフードを注いだ。玲奈が食べられるように、べっとりよだれのついた口枷を外す。

「私の会社では人間犬用のドッグフードも開発しているの。栄養が偏らないように工夫されているのよ。花子はこれから一生、食事はドッグフードのみよ」

美香と美香の母が美味しそうにサンドイッチを頬張るのを横目に、仕方なく、ドッグフードに口をつけた。こりこりと味のないドッグフードを噛んだ。また玲奈の目から涙が溢れてきた。